
飯田弘道さんの素敵な作品を壁紙に!
2008年はアートビリティの代表的作家、飯田弘道さんの作品を毎月紹介しました。
飯田弘道さんのステキな作品であなたのパソコンのデスクトップを飾ってみませんか?
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「梅雨明け」
潮騒の音と磯の香りがすると、誰もがみな子亀のように海に向かって一斉に駆け出す。
みな、母胎で育った宇宙時代がなつかしいのだ。
「夏草のわらべたち」
草むらは、子ども同士のコミュニティの聖域。
夏はムンムンする草いきれの中を、子どもたちは昆虫探しに無我夢中。
「もみじ狩り」
旧い蔵書をひもとくと、一葉のイロハカエデの栞が突如出てきた。
記憶にない。
自分でないとするといったい、いつ、だれが、
何の目的で忍ばせたのか。
謎は深まり、
煩悩はつきるところを知らない。
「秋のよそおい」
銀杏の木は、恐竜時代からの霊験あらたかな生きた化石。
樹齢千年でも、ますます元気旺盛のためか、
果肉は強壮剤に利用されたりもする。
「詩人の森」
猫背の詩人は、
ジャスミン茶とブラックチョコレートを懐にして、
森にこもる。
詩人の書斎は森。
森は詩人をつくる。
「残り柿と雪景色」
干し柿は昔、雪国の人たちの貴重なビタミン源だった。
現在は、他にうまいものがたくさんあるから、柿には無頓着。
残念なことだ。
ああ、干し柿が食べたい。
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飯田弘道さんからのコメント
私の絵がキヤノンさんのWEBサイトに掲載されるようになってから、
まるで世の中にデビューしたかのような喜びと緊張の連続でした。
自分の絵が、皆さんに共感してもらえるか心配でもありました。
皆さんの記憶に残る絵が一枚でもあれば、望外の喜びです。
向寒の折、皆さまのご健勝と、新年をつつがなく迎えられますようお祈り申し上げます。一年間のご高覧、ありがとうございました。