アートビリティ作品紹介

平山こうたさんの素敵な作品を壁紙に!

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2006年はアートビリティの代表的作家、平山こうたさんの作品を毎月紹介しました。
平山こうたさんのステキな作品であなたのパソコンのデスクトップを飾ってみませんか?

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「鯛」

寒さが厳しいから家にいると、なんだかうれしくて篭る。
それも愉しい。
雪が降れば御神酒酒が呑める。
それもある。

友人がいる。
彼の正月の着物が私のところにある、宿無しの男である。
今年の正月はどうするのか電話をしたんです。
そうしたら
「今、秋田に向かっている。雪がすごいよ・・・」
彼の今年の抱負は『躾』だという。
それで、なまはげを一度見たいらしい。
彼の屋根はどこにでもある。
雨露がしのげればよい。
奔放な男で、いい友人でもあります。

さて、せめて鯛でもと、開きだけれどお頭つき。
私は左手で描くので、左右が逆になりがちです。
新年をなんとか迎える事ができ、
私にとって「目出鯛」ことでありますが、
お頭はやっぱり左ですかね?

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「鬼と蛇」

春なのに、今年の寒さは鬼のようである。

招き猫を友人がもってきた。
拾った木片を小出刃(包丁)で彫っただけの
未完成だと本人は言う。
でも、見るほどに味がある。
このままであってほしい、味のある招き猫だから。

自分の作品も、最近、画が単純になっていく。
色をつけるのが面白いと感じるようになった。

しかし、たまたま見たテレビで 「簡単ほど難しい」と職人が言っていた。
また複雑になった。

ころあいに桜が咲く。 春よこい である。

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「春はいいね」

電車で横浜に行きたくなりました
朝5時頃、闇が白みはじめる
うきうきする
夜に弱い
朝がはやい
うたかた
夢うつつ

うそをついたような朝の月
春先の白昼夢のよう
10年ぶりの電車

日陰は寒いけれど
日のあたるところの暖かいこと
公園の日だまりの背伸び
あくび いい
植え込みに花が咲き始める
猫は察している 居心地のいいところ
鳥も新芽を食べる
(春菊の辛し和え 食べたいね)

春はいいね
鳥が選んだ枝
枝が待っていた鳥
みなにあたりまえの春がきた

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平山こうたさんのご紹介

1954年、熊本県生まれ。現在は東京都在住。
ダンボールに顔彩(日本画の画材)で描かれた独特のタッチのイラストは、 クライアントのみならず、多くのデザイナーから圧倒的な支持を受け、ファンも多 い。

1984年、セツモードセミナー卒業。以後、いろいろな雑誌でイラストレーターとして 活躍。 福岡イラストレーション大賞展入賞を初め、カナダビエンナーレ美術展など受賞歴多数。 第11回アートビリティ大賞アサヒビール奨励賞受賞。

「朝日がかすめる黄金色に光る竹林や、
 まるで黄金の糸が織りなす景色のような夕焼け、
 繰り返す四季を教えてくれる自然の美しさが好きです。
 そして今、歌舞伎がおもしろいと思っています。
 助六をながめ、目の覚めるような美しさがちりばめられた舞台を見る。
 すばらしい。
 粋な美しさは、さまざまなところにあります。」

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