
キヤノンは、チップサイズが202×205mmと世界最大*1のCMOS(相補性金属酸化膜半導体)センサーの開発に成功しました。 大型化により集光量を増やすことができるため、プロ用デジタル一眼レフカメラの約1/100の光量で撮影することができます。
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| 左:超大型CMOSセンサー 右:35mmフルサイズCMOSセンサー |
今回新たに開発したCMOSセンサーは、チップサイズが202x205mmと、直径12インチ(約300mm)ウエハーから製造できる最大級のCMOSセンサーです。 キヤノンが製品化している最大のCMOSセンサー*2と比較すると約40倍の大きさになります。
従来、センサーを大型化すると、データ信号を受信してから送信するまでの時間が長くかかってしまい、出力の高速化が難しいといった問題がありましたが、キヤノンは回路設計に工夫を凝らすことでこの問題を解決し、動画対応の巨大なCMOSセンサーの開発に成功しました。 また、製造プロセスを徹底的にクリーン化することにより、画像の欠けやゴミなどを抑えたセンサーを実現しました。
CMOSセンサーサイズの大型化により、集められる光量を増やすことができるため、光の少ない暗い環境でも撮影が可能です。 35mmフルサイズCMOSセンサーが必要とする光量の約1/100でも撮影が可能で、わずか0.3ルクス*3の照度で約60コマ/秒の動画を撮影できます。
今回開発に成功した超高感度CMOSセンサーの用途としては、星空や夜間の動物の動画撮影、夜間の監視カメラへの応用などが考えられます。
キヤノンは今後も特徴のあるCMOSセンサーの開発を進め、静止画や動画における新しい映像表現の世界を開拓していきます。
※1 |
2010年8月27日現在。キヤノン調べ。 |
※2 |
「EOS-1Ds Mark III」、「EOS 5D Mark II」に搭載されている35mmフルサイズ・約2,110万画素センサー。 |
※3 |
月夜の半分程度の明るさ。 |
| キヤノン ホームページ | canon.jp |
| キヤノン CMOS センサーホームページ | cweb.canon.jp/camera/cmos |