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ケイトリン・オズモンド※2017/2/8更新

プロフィール

パーソナルベスト

今季のプログラム

スポーツライター 野口美恵's EYE

ISU グランプリファイナル 2016

17歳の時、カナダ選手権で優勝し、トップ女子選手が少ないカナダチームのなかで、次世代のエースとして期待されたのがケイトリン・オズモンドです。

北米の選手らしい、スピードとパワーと筋力を活かした、ダイナミックさが売り。ジャンプが決まった時は、飛距離もあり雄大さを感じさせます。一方で少しでも弱気になって高さが出ないと、回転不足になったり着氷がブレたりする弱さもありました。そのため、国内戦では2013年、2014年と連覇を果たしながらも、国際試合ではなかなか成績が安定せず、苦戦してきました。

数々のケガにも悩まされてきました。ソチ五輪シーズンでは、カナダ杯を途中棄権、ロシア杯は欠場。2014-2015シーズンは練習中のケガのために1年まるごと休養。復帰シーズンとなった昨季は、まだペースが戻らずカナダ選手権3位となり、世界選手権に出場することができませんでした。

しかしここで終わらなかったオズモンド。もともと持ち味だった「3回転フリップ+3回転トウループ」の精度を磨き、今季は自己ベストを、179.41点(2015年ネーベルホルン杯)から206.45点(16年カナダ杯)まで、一気に27点も伸ばしました。スピン、ステップも1つ1つを丁寧にこなすことで、レベル4に加点をしっかりともらい、今の採点方式を熟考したうえで作戦を練っているのが分かります。

今季のプログラムは、ショートがエディット・ピアフの熱唱する『パリの空の下』、フリーがプッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』です。GPファイナル直前に21歳になる彼女は、女子フィギュア選手のなかでは、中堅からベテランと呼ばれる年代に突入します。どちらも大人っぽさのなかに気品が漂う演技で、誰が見ても好印象。ロシア女子が個性や勢いで押してくるなか、正統派の彼女の演技は、見ている人の心を優しくほぐしてくれるような温かさがあります。

ISU 四大陸フィギュアスケート選手権 2017

17歳の時、カナダ選手権で優勝し、トップ女子選手が少ないカナダチームのなかで、次世代のエースとして期待されてきたケイトリン・オズモンド。その後、3シーズンにわたりケガにも悩まされ欠場続きでしたが、今季は再生のシーズンとなっています。

北米の選手らしい、スピードとパワーと筋力を活かした、ダイナミックさが売り。ジャンプが決まった時は、飛距離もあり雄大さを感じさせます。今季は、もともと持ち味だった「3回転フリップ+3回転トウループ」の精度を磨き、一気に世界トップグループへと参戦してきました。

今季のプログラムは、ショートがエディット・ピアフの熱唱する『パリの空の下』、フリーがプッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』です。GPファイナル直前に21歳になった彼女は、女子フィギュア選手のなかでは、中堅からベテランと呼ばれる年代に突入します。どちらも大人っぽさのなかに気品が漂う演技で、誰が見ても好印象。ロシア女子が個性や勢いで押してくる中、正統派の彼女の演技は、見ている人の心を優しくほぐしてくれるような温かさがあります。

GPファイナルのショートは、パーフェクトの演技で2位発進。
「自分のスケート人生でも3、4回目というくらいの最高の演技。スーパーハッピーです。初めてのGPファイナル出場で、トップ選手との戦いも初めてだし、初めてのフランスなので、とても興奮してます」と満面の笑みを見せました。

フリーは、演技には勢いがありましたが、3回転ジャンプが2回転になるなどのミスがあり、総合4位と惜しくも表彰台を逃しました。それでも自己ベストの212.45点をマーク。昨季までの自己ベストが179.41点だったことを考えれば、シーズン前半だけで33点以上も自己ベストを更新する急成長でした。
「色々なことを考え、普段はしないミスがありました。でも自己ベストも出ました。とにかく今は進化あるのみです。既に1つ1つの技は簡単にできるところまできているので、シーズン後半ではプログラム全体をまとめた演技を見せたいです」と誓いました。

今年1月のカナダ選手権は2年ぶりの女王奪還を果たし、調子は上向きです。来季の五輪にむけて、カナダ女子のエースの地位を確立するためにも、四大陸選手権、そして世界選手権で好演技を見せてくれることでしょう。

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