選手紹介 - Skaters -

無良 崇人※2016/2/10更新

プロフィール

パーソナルベスト

今季のプログラム

スポーツライター 野口美恵's EYE

ISU 四大陸フィギュアスケート選手権 2016

世界で一番“高い”トリプルアクセル。その代名詞は24歳となった今も衰えることがありません。無良崇人の魅力はなんといっても、空中に飛び出していくジャンプでしょう。年齢を重ねることでの疲労や怪我もあり、常に表彰台とはいきませんが、本来の実力を考えれば、四大陸選手権のメダルは当然狙える選手です。

10代の頃はどうしてもジャンプばかりに注目が集まる選手でしたが、ここ数年は滑りのパワーを活かして、数々のオペラやスパニッシュに挑戦してきました。

今季はショートが『黒い瞳』で、チャーリー・ホワイトの振り付け。フリーはシルク・ドゥ・ソレイユの『オー』で、ジェフリー・バトルの振り付けです。ホワイトは2014年ソチ五輪アイスダンスの金メダリスト、バトルは2006年トリノ五輪男子の銅メダリスト。引退したばかりの若い振付師2人に依頼したことで、「どちらのプログラムも、振付師の方が実際に踊って、その世界観を見せてくれることがとても勉強になっている」と無良。特に、フリーの『オー』は今までの彼にはない柔らかさやなめらかさ、そして静寂を表現するシーンが多く盛り込まれており、新たな魅力を感じることができます。

また技術面もさらに磨きをかけています。トリプルアクセルは言うまでも無い得意技ですが、4回転トウループの成功率も昨季から高まっています。今季のNHK杯のショートでは、見事な4回転を決めて88.29点をマーク、自己ベストを更新しました。フリーでも4回転2本を成功するなど、技術面での成長を伺わせています。

NHK杯の会見では、金博洋(中国)が4回転ルッツを成功させたことから、新たな種類の4回転への挑戦について質問された無良。やはり天才ジャンパーとしては若手に負けていられないのか、「こうやって金博洋選手が公式戦で4回転ルッツを跳んだことが起爆剤になり、周りの選手も跳ぶようになる。これから五輪までの3年で、4回転アクセルや4回転フリップを跳ぶ選手も出てくるかもしれない。自分も追い付いていきたいし、いつかは4回転アクセルを跳んでみたい」と話しました。

世界一“高い”トリプルアクセルのジャンパーとして、人類初の4回転アクセルに近い位置にいることは間違いありません。24歳になってもなお、進化への意欲が溢れる頼もしい選手です。

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