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ミハイル・コリヤダ※2017/12/6更新

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スポーツライター 野口美恵's EYE

ISU グランプリファイナル 2017

今季の一番のダークホースといえば、ミハイル・コリヤダでしょう。昨季はロシアの国内選手権で優勝し、欧州選手権でも3位のメダルを獲得、ロシアのエースとしての地位は築いていました。しかし2017年世界選手権では8位と実力を発揮できなかったこともあり、五輪メダルを争うトップグループからは一歩出遅れている印象でした。

しかし、やはり若い世代の成長は著しいもの。羽生結弦と同い年の22歳であるコリヤダは、今季の中国杯ショートで、まるで宙に浮いているかのような高さのある4回転ルッツを成功。「4回転トウループ+3回転トウループ」も降り、103.13点という自己ベストをマークしました。ショートで100点を超えた選手は、史上6人目となりました。「ショートで4回転2本を入れて、100点を超える」。これはまさに、平昌五輪でのメダル争いに参入した、ということを意味するのです。

今季のショートは、モーツァルトの『ピアノ協奏曲第23番』です。1つ1つていねいに音を拾い、柔らかい滑りで曲想を見事に表現。氷に吸い込まれていくような演技が印象的です。

フリーは、エルヴィス・プレスリーメドレーです。『Steamroller Blues』『Can't Help Falling In Love』『Rip It Up』とノリの良いヒットナンバーが続きます。プレスリーの印象が強く残る曲を使いながらも、その個性に負けることなく、コリヤダらしい軽やかな動きでファンを魅了します。

コリヤダのチームは、氷上での振り付けだけに終わらず、その曲に合わせたフロアダンスの講師のもとで、演技を徹底的に身体に染みこませます。クラシックバレエの基礎だけでなく、昨季はサーカスの動きを取り入れるなど工夫をしていました。さまざまなタイプのダンスを専門家から習ってきたことが、音感の良い“踊れる選手”という強みに繋がっています。

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