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本郷 理華※2017/3/23更新

プロフィール

パーソナルベスト

今季のプログラム

スポーツライター 野口美恵's EYE

ISU 四大陸フィギュアスケート選手権 2017

20歳になって迎えた今季、本郷理華にとっては変化と挑戦のシーズンとなっています。まずプログラムの振り付けを初めて海外で行い、演技へのアプローチを大きく変化させました。

「ショートをシェイ=リーン・ボーンさんにお願いしました。鈴木明子さんの『ウエストサイドストーリー』、高橋大輔さんの『マンボ』など格好いいプログラムを作っている振付師さんです。自分で決めてお願いしました」

シェイ=リーンが提案してきたのは世俗カンタータ(宗教音楽)の『カルミナ・ブラーナ』。壮大な混声合唱による音楽で、本郷の滑りのダイナミックさが活かされる選曲でした。

また振り付けは、ジャンプの直前まで細やかな演技が入っているため、ジャンプだけに集中するのではなく、常に演技にも気を配る必要があります。しかもジャンプでミスをすると、直後の振り付けにも影響してしまいます。そのため、ジャンプへの考え方も変わったと言います。

「ジャンプとジャンプの間など、つなぎの部分にも演技がたくさん詰まっていて、難しいステップもサラっと見せないといけない、これまでで一番難しいプログラムです。以前は、プログラムはジャンプが中心と思っていました。でも今季は、振り付けをこなすためにはジャンプを失敗できないという考え方になりました」

また技術面では、ジャンプの質を上げることに注力しています。

「トップ選手を見ていると、ジャンプの種類は皆さんそんなに変わらない。でも200点を超える選手は、ジャンプの質が良くて加点をもらっている。私も飛距離のあるジャンプをしっかり降りて、確実に加点をもらいたいです」

持ち前のスピードを活かし、思い切りのよいジャンプを跳ぶよう心がけているという本郷。そのため踏み切りのタイミングが少しでもズレると大きなミスに繋がりますが、成功した時は大きく加点をもらえるようになりました。

「もうシニアに上がって3年目。本郷理華という名前を聞いたときに、みんなから『ダイナミックでスピードがある選手』と言ってもらえるようになりたい」と誓っています。

プログラムの難しさもあって、シーズン前半のGPシリーズでは表彰台を逃してきました。しかし気合いを入れて臨んだ2016年12月の全日本選手権では、ショートでパーフェクトの滑りを見せて2位発進。復調への手がかりを掴みました。

フリーは、全日本選手権以降『アラビアのロレンス』から、昨季に好演技をみせた『リバーダンス』に変更。こちらはジャンプの質を上げることに専念する方向性となりました。

四大陸選手権は、補欠からの出場です。2季前も、欠場選手の繰り上がりで、シニア初シーズンにしてGPファイナル出場を果たしました。運を味方につける力は、人一倍です。この四大陸選手権でのチャンスをものにして、来季の五輪レースに向けた足がかりにしてほしいです。

ISU 世界フィギュアスケート選手権 2017

昨季の世界選手権では199.15点をマークしての8位と、大健闘をみせた本郷理華。しかし20歳になって迎えた今季は、挑戦と葛藤を繰り返すシーズンとなっています。

まず今季は、ショートの振り付けをシェイ=リーン・ボーンに依頼しました。海外の振付師に依頼したのは初めてで、演技へのアプローチを大きく変化させようとしたのです。
「鈴木明子さんの『ウエストサイドストーリー』、髙橋大輔さんの『マンボ』など格好いいプログラムを作っている振付師さんです。自分で決めてお願いしました」

決定した曲は、壮大な混声合唱による宗教音楽の『カルミナ・ブラーナ』。ジャンプの直前まで細やかな演技が詰め込まれたプログラムに仕上がりました。
「これまでで一番難しいプログラムです。以前は、プログラムはジャンプが中心と思っていました。でも今季は、振り付けをこなすためにはジャンプを失敗できないという考え方に変わりました」

また技術面では、ジャンプの質を上げることに注力しています。
「200点を超える選手は、ジャンプの質が良くて加点をもらっている。私も飛距離のあるジャンプをしっかり降りて、確実に加点をもらいたいです」
持ち前のスピードを活かし、思い切りのよいジャンプを跳ぶよう心がけているという本郷。そのため踏み切りのタイミングが少しでもズレると大きなミスに繋がりますが、成功した時は大きく加点をもらえるようになりました。

2つの挑戦の難しさもあって、シーズン前半のGPシリーズでは表彰台を逃してきました。しかし気合いを入れて臨んだ2016年12月の全日本選手権では、ショートでパーフェクトの滑りを見せて2位発進。さらにフリーは、『アラビアのロレンス』から、昨季に好演技をみせた『リバーダンス』に変更。その決死の覚悟の甲斐あってか、総合194.28点をマークしての5位となり、四大陸選手権、世界選手権ともに補欠に食い込むことができました。

その後、宮原知子が疲労骨折でシーズン後半を欠場したため、四大陸選手権、冬季アジア大会、世界選手権と、大きなチャンスが回ってきた本郷。実力を発揮できれば200点超えも十分に可能です。ぜひとも世界選手権では昨季のようなエネルギッシュな演技を見せ、来季の五輪「3枠」獲得へ力を添えて欲しい選手です。

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