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グレイシー・ゴールド※2016/3/24更新

プロフィール

パーソナルベスト

今季のプログラム

スポーツライター 野口美恵's EYE

ISU グランプリファイナル 2015

ジャンプの豪快さと、力強い滑り、一つひとつの姿勢の美しさ、所作の上品さなど、剛柔両面の魅力を持つグレイシー・ゴールド。もちろんスタイルの美しさも含めて、まさに女子フィギュアスケートのお手本といえるような魅力があります。

今季のショートは、アンヘル・ビジョルドの『エル・チョクロ』。アルゼンチンタンゴの名曲を、端正に踊りこなします。冒頭の「3回転ルッツ+3回転トウループ」が決まれば、あとは波に乗り、最後までパワーと美しさが途切れることがありません。ゴールドの嘆美な世界へと惹きこまれてしまいます。20歳になったばかりの彼女の、怖い物知らずの色気が溢れる作品です。

フリーはストラヴィンスキーのバレエの名曲『火の鳥』。彼女の持つ「強さ」を全面に押し出すことで、神々しささえ感じさせます。

冒頭の「3回転ルッツ+3回転トウループ」だけでなく、後半の3回転ルッツはスパイラル姿勢のあとそのまま跳ぶなど、高度なジャンプ技術が目一杯詰め込まれたプログラム。世界女子トップグループの中でも、攻める内容にチャレンジしています。

2013年世界選手権で6位、2014年5位、2015年4位と着実に順位を上げ、今季こそ悲願の表彰台を目指します。昨季はアメリカ杯3位、NHK杯初優勝を果たしてGPファイナルの出場を決めていましたが、左脚のケガにより出場を辞退。今季、いよいよ初のGPファイナル出場となります。

ショート、フリー共に、ひるまずに高度なジャンプに挑戦していますが、「今季こそ初のGPファイナル、そして世界選手権での表彰台」という意欲がひしひしと伝わってきます。

アメリカ杯では、ショートでフリップが2回転になるミスがあり2位発進でしたが、フリーは「3回転+3回転」「ダブルアクセル+3回転+2回転」など、若手に負けない構成を成功させました。

フランス杯はショートで見事にノーミスの演技を披露。「1位相当」として初のGPファイナル出場を決めました。

フィギュアスケートの名将フランク・キャロルのもと、村上大介やデニス・テン(カザフスタン)と共に練習。村上は「グレイシーほどに練習熱心な選手はなかなかいない。常に高い意識で練習していて、練習だからといって手を抜くこともない。彼女を見て、自分の練習意識も変わった」というほど。

ハードな練習の成果をぜひ発揮し、飛躍のシーズンにして欲しいものです。

ISU 四大陸フィギュアスケート選手権 2016

2016年1月、2年ぶり2度目の全米女王の座をつかんだグレイシー・ゴールド。まさに“女王”の呼称が相応しい、気高さの溢れる滑りを今季も見せてくれています。

今季はなかなかショートとフリーが揃わないものの、それぞれ好演技を見せています。アメリカ杯では、ショートでミスがあり2位発進。フリーは「3回転ルッツ+3回転トウループ」「ダブルアクセル+3回転+2回転」など、若手に負けない構成で自己ベストを更新しました。

フランス杯はショートで見事にノーミスの演技を披露して自己ベストを更新。“1位相当”として初のGPファイナル出場を決めました。

GPファイナルでは、ピークをうまく合わせられず、ジャンプミスのため5位に。しかしここで崩れないのがゴールドの強いところ。1月の全米選手権では、ショートはミスで出遅れたものの、フリーはすべての技にプラスがつく完璧な演技で優勝を果たしました。

ジャンプの豪快さと力強い滑り、一つひとつの姿勢の優雅さ、所作の上品さなど、剛柔両面の魅力を持つゴールド。もちろんスタイルの美しさも含めて、まさに女子フィギュアスケートのお手本といえるような魅力があります。

今季のショートは、アンヘル・ビジョルドの『エル・チョクロ』。アルゼンチンタンゴの名曲を、端正に踊りこなします。冒頭の「3回転ルッツ+3回転トウループ」が決まれば、あとは波に乗り、最後までパワーと美しさが途切れることがありません。ゴールドの耽美な世界へと惹きこまれてしまいます。20歳になったばかりの彼女の、怖い物知らずの色気が溢れる作品です。

フリーはストラヴィンスキーのバレエの名曲『火の鳥』。彼女の持つ「強さ」を全面に押し出すことで、神々しささえ感じさせます。

冒頭の「3回転ルッツ+3回転トウループ」だけでなく、後半の3回転ルッツはスパイラル姿勢の後にそのまま跳ぶなど、高度なジャンプ技術が目一杯詰め込まれたプログラム。世界女子トップグループの中でも、攻める内容にチャレンジしています。

昨季は、2014年11月のNHK杯後に怪我がありGPファイナルは辞退。四大陸選手権、世界選手権も完全に力を出し切ったとはいえませんでした。今季は大きな怪我もなく、四大陸選手権、世界選手権に万全の体制で向かっています。

フィギュアスケートの名将フランク・キャロルのもと、村上大介やデニス・テン(カザフスタン)と共に練習。村上は「グレイシーほどに練習熱心な選手はなかなかいない。常に高い意識で練習していて、練習だからといって手を抜くこともない。彼女を見て、自分の練習意識も変わった」というほど。

ハードな練習の成果をぜひ発揮し、さらなる飛躍のシーズンにして欲しいものです。

ISU 世界フィギュアスケート選手権 2016

今季のグレイシー・ゴールドは、成長しているが故に不安定さも抱えるという、忍耐の時期に突入している印象があります。それでもショートとフリーのどちらかは必ず好演技を見せ、その存在感をしっかりとアピール。類い希なるジャンプの能力と滑りの美しさは、間違いなく健在といえるでしょう。

2016年1月の全米選手権は、彼女らしさがあふれる演技でした。ショート2位からの逆転で、2年ぶり2度目の全米女王の座を掴んだのです。まさに“女王”の呼称が相応しい、気高さの溢れる滑りを見せてくれました。

今季は、ショート、フリーともに一気に大人びた難しいプログラムを用意。それ故、ジャンプが乱れれば得点が下がり、ジャンプが決まれば一気に飛躍するという、乱高下になっています。

今季のショートは、アンヘル・ビジョルドの『エル・チョクロ』。アルゼンチンタンゴの名曲を、端正に踊りこなす一曲です。タンゴの力強いリズムのなかで、フィギュアスケートの流れがあるジャンプを決めるのは、タイミング的に難しさがあることは否めません。とにかく冒頭の「3回転ルッツ+3回転トウループ」が決まるかどうかが重要です。これさえ決まれば、あとは波に乗りゴールドの耽美な世界へと惹き付けることでしょう。20歳になったばかりの彼女の、怖い物知らずの色気が溢れる作品です。

フリーはストラヴィンスキーのバレエの名曲『火の鳥』。彼女の持つ「強さ」を全面に押し出すことで、神々しささえ感じさせます。

冒頭の「3回転ルッツ+3回転トウループ」だけでなく、後半の3回転ルッツはスパイラル姿勢の後にそのまま跳ぶなど、高度なジャンプ技術が目一杯詰め込まれたプログラム。世界女子トップグループの中でも、攻める内容にチャレンジしています。

今季は、アメリカ杯、フランス杯、GPファイナルそして全米選手権、四大陸選手権と、ISU選手権に5戦出場しながらも、まだショートとフリー共にノーミスできた試合がありません。特に四大陸選手権は、ショートでミスが重なりまさかの9位発進。それでもフリーは3位、総合5位と持ち直しました。

「こんな演技をする予定ではありませんでしたが、この四大陸選手権から学び、得たものもあります。ひどいショートのあとで気持ちを切り替えることができたことは自信になりました。世界選手権は混戦になり、誰が表彰台に乗ってもおかしくない戦いです。とにかくショートとフリー、2つの演技を揃えることだけに集中します」そう語ったゴールド。

世界選手権は、2013年6位、2014年5位、2015年4位と1つずつ順位を上げてきています。表彰台に乗る能力は十分。あとはショートとフリーを揃えようという気迫さえ加われば、悲願のメダルを手にすることでしょう。

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