選手紹介 - Skaters -

ハビエル・フェルナンデス※2016/12/5更新

プロフィール

パーソナルベスト

今季のプログラム

スポーツライター 野口美恵's EYE

ISU グランプリファイナル 2016

世界選手権2連覇を果たした25歳のハビエル・フェルナンデス。昨季は、ブライアン・オーサーの指導のもと、史上2人目の300点超えを果たしました。

フェルナンデスの強みは、軽やかな4回転サルコウと4回転トウループ。まるで力を使っていないかのように跳び上がり、速い回転速度でまわります。バネ感のある筋肉を持ち、瞬発力も抜群。天性の4回転ジャンパーと言えます。

昨季は、同門の羽生結弦がGPファイナルで330点超えを果たしたのを生で見て刺激を受け、4回転の本数を羽生と同じく「ショート2本、フリー3本」の構成に変更。1月の欧州選手権と3月の世界選手権では、演技をまとめ、300点を超えました。

結果として今季は4回転の種類や本数を増やす若者が次々と現れていますが、世界王者のフェルナンデスは昨季と同じく「ショート2本、フリー3本」の構成で臨みます。この作戦についてフェルナンデスはこう語っています。

「僕の得点を支えているのは、ジャンプの質への加点(GOE)と、演技全体をまとめることで高く評価された演技構成点(PCS)の2つです。ジャンプの本数を増やせば点数が伸びるものではありません。今年の進化としては、ジャンプの質をより高めることと、演技をもっと複雑で、見ていて楽しいものにすることです。それが僕の作戦です」

今季のプログラムは、ショートは昨季同様の『マラゲーニャ』。振付師はフラメンコダンサーのアントニオ・ナハロで、それをスペイン人のハビエルが踊るという本格的なフラメンコです。

「母国の踊りをイメージしたプログラムで、もっと滑り込むことで、さらに深い表現ができると感じたので2季連続で使うことにしました」

またフリーは、エルヴィス・プレスリーのメドレー。フェルナンデスらしい、乗りの良いナンバーです。少し挑発的なクールさで演技はスタートし、一気にフェルナンデスの誘惑の世界へと、観客を引きこんでいきます。

「何かの役になりきって踊るのは僕の得意とするところ。昨季はフランク・シナトラだったけれど、今季はプレスリーの気分でもっとアグレッシブに観客にエネルギーを伝えていきたい」と語っています。

他の選手を見る

もっと見る(選手一覧へ)