インタビュー

インタビュー - ハビエル・フェルナンデス

今季はヨーロッパ選手権優勝、世界選手権銅メダルと、スペイン初のメダルを次々と獲得し、歴史に名を刻んだハビエル・フェルナンデス。大躍進のシーズンを振り返った。
羽生がチームに加わり、意識変化「トップを狙う強い気持ちを得た」
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——昨季以上に、今季さらに力を出せた要因は?

今季は今までよりも早くオフのトレーニングを始めたのも良かったと思います。ユヅルが来たことでハードな練習も楽しくなったし、もう帰りたいなっていう日でもユヅルが頑張っているので帰らない。練習量も増えたし、お互いが負けないぞって思って練習しているので集中力も高くなりました。

——羽生選手が去年からチームメイトに加わることへの抵抗はありませんでしたか?

ユヅルがトロントにくると聞いたときは嬉しかったです。彼はすごい選手だし、とにかく練習する。一緒にいることで刺激になるし、僕も練習を頑張っている。ブライアン以外のコーチもいて、皆がしっかりケアしてくれるのでコーチの問題も一切ありません。同じ氷に乗っているだけで、お互いのレベルは確実に上がったと感じています。

——羽生選手から学ぶものもありますか?

これまで自分には、メダルを獲れる選手なんだっていう強い気持ちが欠けていました。今年は技術的なことよりも、ユヅルが目の前にいて、僕達は五輪のメダルを目指しているっていうことを常に現実的に意識できるようになった。僕は10番組じゃなくて、トップグループにいるんだって、やっと思うことができた。そういった意味で、ユヅルは大切な仲間だし、刺激になっているし、今のチーム環境が素晴らしいと思っています。

——2年前は、五輪のメダルについてはまだ口に出来ないと言っていました。いよいよメダル宣言できる気持ちになりましたか?

来季はみんながベストを尽くし、これまで以上の力を発揮するでしょう。だから再び表彰台に乗るためには今年以上の努力をしないといけないと思います。今年のようにポロポロとミスしていては、メダルは難しい。コーチとしっかり話し合って、ソチ五輪に向けてどんなステップの目標を設定し、どんな練習計画を立てるのか、しっかり考えないといけません。でもそうやって、具体的にメダルの計画を考えようと思っていること自体が、嬉しいことです。五輪でメダルをとることが僕の夢だと、今年は胸を張って言うことが出来るのですから。

(2013年世界選手権後にカナダ・ロンドンにて取材)

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