人材育成

キヤノンの人材育成

キヤノンは「自ら成長する意欲」を持った社員を、職場の仕事を通じた育成(OJT)と、役割・専門性に応じた多様な教育プログラムを通じて成長を支援します。 新入社員の方には、入社後職場で活躍できる実践力を身につけるためのさまざまな研修を実施しています。具体的には、入社式後の全体研修、生産現場での実習、配属部門に応じた専門技術研修、レポートレクチャーなどです。その後はそれぞれの知識・能力・技術レベルに応じた多彩な教育プログラムを通じて、スキルアップのサポートを行っています。ここでは全体の教育体系図と、具体的な教育プログラムのごく一部をご紹介します。

教育体系図と主な研修プログラム

新入社員研修

キヤノンを知る・キヤノンでの仕事の基礎を学ぶ

キヤノンで働く基礎となる概要知識および心構え、生産・販売の現場を体験してから、各自配属先の職務に就きます。
期間(2014年入社者の場合):5~7カ月
対象:全新入社員

2014年入社者の例

キヤノンプロダクショントレーニー制度

キヤノンのものづくりの現場を体感する

工場の仕組みと考え方を多面的に学び、職種・部門を横断してオールラウンドに活躍できる人材を育成する制度です。研修期間中は、各事業所、工場、生産系の関連会社など、主に工場で勤務し、生産管理、調達、工場経理を学びます。
期間:3年
対象:新卒の事務系および経営工学系社員

三宅 良徳
三宅 良徳 ミヤケ ヨシノリ
2009年入社

事務系社員だからこそ、メーカーの原点である工場の現場を知りたいという思いがあり、入社前の配属面接でキヤノンプロダクショントレーニーを志望しました。その結果、埼玉県上里町にある、キヤノン・コンポーネンツ(以下、CCI)に配属となりました。グループ会社への配属で初めは緊張しましたが、先輩トレーニーの助けもあり、すぐになじむことができました。

CCIでは医療機器製品に関わる職種を毎年1つずつ、計3つ(調達、生産管理、経理)の職種を経験しました。CCIの社員はみなさん優しく、「人」に恵まれた3年間でした。トレーニー修了後は、医療機器事業部の商品企画部門に配属になりました。工場で学んだ「現場感覚」を生かして、全体最適を意識して取り組んでいます。

次の異動では、海外に赴任し、キヤノンの医療機器製品を世界中のお客さまに届けて、さらにたくさんの方に使っていただけるようにしていきたいです。

アジアトレーニー制度

アジアのダイナミズムを体感する

経営戦略上、市場としての重要性がますます高くなる中国・インドなどアジア地域において、今後の事業戦略および新規市場開拓を推進するため、語学力・異文化理解・国際感覚に長け、かつ文化や商習慣を熟知したプロフェッショナル人材の育成を目指す制度です。1995年に発足後多数のトレーニーを輩出し、歴代の帰任者は中国をはじめ、アジア各国で活躍しています。
期間:2年
対象者:応募時点で30歳以下の社員

村田 一三
村田 一三 ムラタ イチゾウ
2007年入社

20代はさまざまな業務を経験したい、また自分の武器になるスキルを身に付けたい、そんなことを考えていた私にとって海外トレーニーはとても魅力的な制度でした。

言葉を話せるようになることで行動範囲が広がり、会話ができる相手が増え、自分の世界が広がっていくという毎日はとても楽しく充実したものでした。ただそうは言っても、簡単に100%の意思疎通ができるわけではありません。特に仕事では、言葉が不十分でかつ自分の主張がはっきりしていないと周囲の協力は得られず、成果も出ません。逆に自分の考えをしっかり持ち、そこに熱意があれば、言葉が多少足りなくとも、周囲も理解しようと歩み寄ってくれます。そんなことも身をもって体感することができました。

トレーニー期間を含め、これまでは短いスパンで幅広い経験をさせてもらいました。今回、再び中国で働く機会を得ましたので、これからは腰を据えて、じっくり自分の強み・専門性を磨いていこうと考えています。

欧米トレーニー制度

グローバルに活躍する人材を育成する

グローバルな環境でリーダーシップを発揮できる人材を育成することを目的としています。赴任先は、イギリス・アメリカの英語圏、およびドイツ・フランス・ブラジル・ロシアなどの非英語圏です。現地法人での実務研修を通して、将来、国際的に通用するビジネススキルを習得してもらうプログラムです。
期間:1年半
対象者:年齢30歳以下の、事務部門に従事する社員

川原 陵輔
川原 陵輔 カワハラ リョウスケ
2009年入社

私が欧州トレーニー制度に応募したのは海外勤務に興味があったこと、そして販売会社の販売活動支援業務を通し、顧客に近い販売の現場で経験を積みたいと感じたことがきっかけです。赴任中は欧州における仕事の習慣・文化的な違いに戸惑いながらも、顧客を意識し行う意思決定の速さを肌で感じ取ることできました。また販売会社から見た本社の役割というものを、自分の中で新たな視点として取り入れられたことも大きな収穫でした。

トレーニーの1年間で学ぶことも多かったのですが、それと同じくらい自分自身にできないことが多くあると気づきました。海外で活躍するために自分に足りない知識や経験を積んで、将来は販売を支える存在になりたいと考えています。

技術者海外留学制度

欧米の大学で専門に関する技術を学ぶ

グローバルレベルでの、研究開発者の育成および研究開発をマネジメントできる人材を育成する制度です。欧米を中心とした大学の大学院修士課程に留学し、業務に連動した研究分野について学びます。
期間:2年
対象者:年齢35歳以下の、事業部開発部門および本社研究開発部門に所属する技術者

岩本 貴之
岩本 貴之 イワモト タカユキ
2008年入社

キヤノンに入社する前に、大学の先輩から技術者海外留学制度のことを聞き、この制度に興味を持ち続けていました。留学先のカーネギーメロン大学では、共同研究者らと議論するのはもちろんのこと、さまざまなバックグラウンドの人々との交流ができ、苦労も多かったですが刺激にあふれた日々を過ごせました。

帰任後はキヤノンの海外拠点との共同研究を担当するとともに、カーネギーメロン大学との産学連携も引き続き行っています。今後もこういった世界と日本をつなぎ、良いものを生み出していく仕事をしていきたいと思っています。

キャリアマッチング制度

キヤノンでは2005年から「キャリアマッチング制度」(社内公募制度)を設けて、適材適所の人材配置や人材の流動化・活性化を図っています。募集職務は通年でイントラネット上に公開されており、チャレンジを希望する社員は直接応募が可能です。本人の適性やキャリア形成を面談を通じて丁寧に支援します。

キャリアデザイン支援研修

社員一人ひとりが自らの目標や人生設計を見つめ直し、自律的に成長するためのきっかけを提供する講座として、「キャリアプラン」と「キャリアディベロップメントプラン」作成を支援する研修を行っています。
対象者:30代、40代の希望者

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