My challenge storyビジネスも技術も分かるエンジニアを目指す

大橋 俊夫
技術系
大橋 俊夫 オオハシ トシオ
Canon Europe Ltd.(イギリス)
2005年入社

不安よりも楽しみ

初めて赴任を打診された日は全く予期していなかったことだったため、一日ぼうぜんとしていたのをよく覚えています。家族や周りの友人に相談しながら考える中で、海外で働くということが今後の人生においてもキヤノンで働く上でも自分にとって非常にプラスになるのではないかと考え、とにかくやってみよう、という気持ちが強くなっていきました。不安に思う気持ちより楽しみに思う気持ちが強かったです。

赴任後のミッション

海外で与えられたミッションは、世界中のお客さまの要望に合わせてオフィス事務機のソフトウエアをカスタマイズし提供することです。 具体的には各国の販売会社経由で企業内システムとキヤノン製品との連携やお客さまのワークフローに合わせた製品の仕様変更・機能追加などのお客さまの要望を受け付け、日本や欧州の開発チームと連携しながら、それに応えていく仕事です。 また時には各国販売会社スタッフとともに直接お客さまとやり取りを行い、要望を受け付けることもあります。 お客さまと開発チームの間に入って一緒にお客さまが抱える問題への最適な解決策を探していくプロセスの中で、ビジネス面でも技術的な面でも気付かされることが多く、非常に刺激的な毎日を過ごしています。

お客さまと向き合って仕事をする

以前よりキヤノン製品をお使いいただいている欧州のあるお客さまから、複雑なソフトウエアのカスタマイズ要望をいただいたことがありました。ヒアリングを重ねてお客さまの要望を正しく理解し、対応しようとしたため、具体的な開発計画に落とし込むまでに時間がかかってしまい、ある日突然お客さまから「そんなに時間がかかるようであれば他社に切り替える」と言われてしまいました。 大慌てで日本の開発チームと連日対策を相談し、なぜ時間がかかっているのか、何に苦戦しているのか、何をお客さまに判断していただければ開発をスタートさせることができるのか、といったことを突き詰めて議論しました。そしてそれをお客さまに説明したところ、「我々が知りたかったのはまさにこういうことだった。」と言っていただき、それ以降はお客さまと信頼関係を築くことができました。常にお客さまと向き合って仕事をしなければならない、と改めて気付かされた出来事でした。

表面的な議論に流されない

海外では日本のように最初から詳細まで決めることはせず、とにかく始めてみてからその結果を元にコミュニケーションを重ね、軌道修正を繰り返し進めていくアプローチが多いと感じています。そのような中で価値観が異なる人々が集まって一緒に仕事をするので、表面的な議論に流されずに物事の本質を捉え、時には相手の国民性・民族性、歴史的・文化的背景なども考慮して総合的に判断・調整することが求められます。これが海外で働くことの難しさであり、苦労している点です。しかしこの難しさを克服し、チームワークがうまくかみ合って仕事がうまくいったときの感動はとても大きく、海外で働くことのやりがいを感じられます。

国際社会で活躍できる、ビジネスも技術も分かるエンジニアに

欧州というエリアは異なる歴史や民族的・文化的背景を持つ多くの国から構成されているため、非常に複雑で多様性に満ちているところが難しさでもあり魅力でもあると感じています。現地で生活・仕事が出来る機会を最大限に生かし、公私問わず自分の視野を広げて欧州市場での業績に貢献したいです。「多様性を受け入れ国際社会で活躍できる、ビジネスも技術も分かるエンジニア」という自分が目指す姿に近づきたいと思います。

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