技術系社員紹介

分目 衣香
特許技術
分目 衣香 ワンメ キヌカ
知的財産法務本部
2002年入社

技術分野は、自身の専攻にとどまらない

入社以来、知的財産法務本部に在籍しています。最初の8年間は、主に大学との共同研究による次世代技術の特許出願を担当しました。技術分野は、自身の専攻である物理にとどまらず、電気・化学・機械・情報…とさまざまでした。その後、複数の事業を横断的に担当する新規プロジェクトのメンバーに加わり、現在は、製品のキー技術に関する特許を多くの国で取得し、相手への警告や特許訴訟など、特許を活用することで事業活動を支援する仕事に携わっています。

技術力をビジネスに生かす、それが知的財産部門の仕事です

技術力をビジネスに生かす、それが知的財産部門の仕事です。取得した特許を活用して自社の利益を守り、ライセンス契約による収益を得ることもできます。「特許技術」という職種は、実際に働いてみると、当初のイメージよりはるかに大きなフィールドで、事業に直結した会社の中枢的な仕事を担うことができると感じています。「特許部隊」というと、椅子に座っているイメージを抱く人が多いかもしれませんが、決してそんなことはありません。開発部門や関連会社との会議に出席したり、特許庁や裁判所に出向いたり、特許事務所の弁理士や法律事務所の弁護士との打合せ、海外の事務所との電話会議や海外出張…などなど、メンバー全員が席にそろっていることは滅多になく、出張先のお土産も楽しみの1つです。

仕事、そして育児

技術が生まれるアイデアの段階から、特許の取得、製品が市場に出た後の特許の活用まで、長く・広く・深い仕事ができることがキヤノンの知的財産部門の特色です。社会に対して影響力のある仕事であるため、業界の研修やセミナーに参加した際に、同業他社から質問を受けることがあります。自分の関わった仕事がニュースになり、各地で反応があったときは、責任の重さとやりがいを強く感じます。日頃から、仕事を進める上で意識していることは「楽しむこと」です。現在、育児短時間勤務を利用していますが、育児は思いどおりに進むことはなかなかありません。しかし、仕事はあらかじめスケジュールを決め、自身でプロセスを調整することができます。このように、育児と会社の仕事は性質がまったく異なり、頭の切り替えが必要です。そこで、会社では仕事を楽しみながら育児のストレスを解消し、家では育児を楽しみながら会社のストレスを解消する、といったループを保つように心がけています。仕事がはかどり充実した日は、子どもに対しても豊かな気持ちで接することができるように感じます。

相手は世界、頭脳を使い、ビジネスの最前線で戦う

キヤノンに入社してから、仕事を辞めようと思ったことは一度もありません。キヤノンの知的財産部門は、ビジネスの最前線で、日々世界を相手に頭脳戦を繰り広げています。アグレッシブな戦略に業界の注目も高く、やりがいのある仕事ができる職場だからです。特許技術という職種は、処理件数や経験年数によって得られる、職人技のような一面もあります。逆に言うと、何歳になっても続けられる仕事であり、途中で諦めてしまうのはもったいないと感じています。家庭と仕事のバランスは、私自身も模索中ですが、身をもって範を示せるように励みたいと思っています。もちろん、知財プロとしては、キヤノン勝訴で判例や事例に残るような仕事ができることを目指しています。

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