技術系社員紹介

野崎 大
化学系 材料技術
野崎 大 ノザキ ダイ
周辺機器事業本部
2005年入社

最先端の分析装置を駆使し、開発を支援・推進する

私はプリンターに使用するトナーや感光ドラムの開発部門で、分析業務を担当しています。世界No.1の製品を目指して検討を重ねている開発者たちに対して、分析を通じて開発の支援・推進を行うことが私の役割です。トナーや感光ドラムといった化成品の開発を理想的に進めていくには、検討サンプルが分子レベルでどのような構造になっているのか、ナノスケールでどのような形態になっているのか分析し、物性と結びつけて理解することが重要です。そのために、私たちは世界最先端の分析装置を駆使し、開発者とコミュニケーションをとりながら、見たいものが見えるように、日々励んでいます。入社後2年間は、「解析技術者育成制度」のもとで、本社R&D部門のシミュレーションや物性計測を研究している部門で、OJT研修を受けました。「現象を物理モデルで捉え、数式に落とし込む」という物理的な考え方は、化学だけをやっていると触れられない領域であり、私の視野を広げてくれたと感じています。また、その解析のプロセスは、現在の分析業務においても必要なことであり、R&D部門での経験が現在の業務にも生きています。

技術を大事にする社風に惹かれて

一般ユーザーの手に届く製品をつくる企業に就職したいと思っていました。もともと就職活動をする前から、製品やCMなどを通じて、キヤノンには洗練されたイメージがありましたが、就職活動を始めて、キヤノンの技術を大事にする社風、それに人の良さに惹かれました。また、特許の出願件数が世界でもトップレベルにあり、技術を大事にしていること、高い技術力をもっていることがわかったので、それも決め手となりました。入社して、就職活動のときに感じたことは間違っていなかったと実感しています。高い技術と頭脳、専門性をもった社員がさまざまな部署にいますし、会社も必要な技術には投資を惜しみません。現在は開発部門の中の分析担当として専門性を追求することができ、また製品開発にも直接関わっているため、チームで一丸となって製品をつくる醍醐味を味わうことができています。

目標は、幅広い知識をもったスペシャリストになること

私の目標は、分析分野において、幅広い知識と守備範囲をもったスペシャリストになることです。「開発部門の中の分析者」というポジションは、分析者としてある分野のスペシャリストになることに加えて、開発からのあらゆる相談に対して最適な分析手法を提案できる、幅広い知識と守備範囲が必要だと思います。開発者からの要望には、困難なものもありますが、要望に応えることが開発のブレークスルーにつながるというのはやりがいがあります。特に、既存の技術では解決できないようなものは、自分のアイデアを盛り込んで検討を重ねたり、ときには新装置の導入にまで踏み込むこともあり、それが問題解決につながったときの喜びは格別です。私は現在、質量分析装置やNMR(核磁気共鳴装置)などを使い、構造解析の分野の分析を主に担当しています。この分野の専門性をさらに追及していきながらも、幅広くほかの分析にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。将来的には、開発者が分析について相談しようと思ったときに、私の顔が思い浮かぶような、そんな存在になりたいと思っています。

就職活動生のみなさんへ:就職活動は、自分を見つめ直し成長させる機会

就職活動の期間は、精神的にもつらい時期だと思いますが、その分、自分を見つめ直し、成長させる良い機会でもあると思います。前を向いて一つひとつ乗り越えていってください。近年、国際競争の激化により、世界を相手にしている日本メーカーにとっては、厳しい状況が続いています。このような厳しい環境も前に進む力に変えて乗り越えていける、そんな人材を企業は求めていると思います。キヤノンには、自分を成長させながら、充実した会社員生活を送ることができる環境が整っています。前向きに、ありのままの自分をアピールしていってください。

このページのトップへ