技術系社員紹介

伊藤 雅史
機械系 キーコンポーネント開発
伊藤 雅史 イトウ マサシ
インクジェット事業本部
2005年入社

多様な知識、技術が求められる製品設計

私は、入社以来インクジェットプリンターの設計、開発に携わっています。 入社してから最初の2年間は、生産設計技術トレーニーとしてさまざまな知識や技術を学びました。製品設計を行うには、多くの知識と技術が必要となってきます。そのため、生産部門にて加工技術やシミュレーション技術などを習得し、設計者としての総合的なスキルアップを目指しました。また、知識や技術を学ぶだけでなく、他部門のメンバーとの人脈ができたので、製品設計をするようになってから、その時の人脈や知識、技術がとても役に立っています。その後は、インクジェットプリンターのメカ設計をしていました。メカ設計では、低コストで高性能な製品を実現するため、各部品を設計し、設計した部品が意図した動作をするか検証を行い、量産に向けた設計図を作成していきます。現在は次世代プリンターの要素技術開発を行っています。要素技術開発では、数年後のプリンターに必要な性能や機能などのスペックを予測し、そのスペックを実現するための新しい技術を開発しています。インクジェットプリンターはさまざまな機構が搭載されていて、機械系として設計するのが面白い製品だと日々感じています。

どんな条件下でもきれいにプリントするために

インクジェットプリンターでは、束になっている紙を1枚1枚分離しながら給紙して、数ミクロン単位で紙と機械の位置と速度を制御し、印字をしていきます。それだけでも大変なことですが、世界中には多様な性質や物性を持った紙や、さまざま湿度や温度の環境が存在します。そして、紙は温度や湿度の環境によって性質が大きく変わるので、どの条件においても品質を保つには大変苦労します。そのため、得られた結果はなぜそうなったのか、発生している問題を根本から解決できるように理論的な裏付けをとることを日々心がけています。多くの困難をチームの力を合わせて乗り越え、自分たちが開発した製品が店頭で売られているのを見たときには大きな達成感と喜びを感じます。お客さまがその製品を買っていく姿を見たときには今までの苦労はどこかへ吹っ飛んでいきます。

歴史に名を残す発明をしたい

現在の目標は、従来の方式を大きく改新し、1人でも多くのお客さまに喜んでもらえるような№1の製品を作ることです。インクジェットプリンターには、まだまだ解明されていないメカニズムが多く存在します。解明できていない部分は多くの手間ひまをかけて、トライ&エラーを繰り返しながら対応しています。こうして未開拓の領域に積極的にチャレンジしていくことで、問題を一つひとつ根本から解明していきたいです。そして、そのことが№1の製品を作ることにつながると考えています。将来の夢は、歴史に名が残るような製品開発や発明をし、その製品や発明を通じて世の中を大きく変えることです。そのために、プリンターだけでなくさまざまな製品開発に携わって、各分野においてエキスパートになれるよう成長していきたいです。

就職活動生へのメッセージ

就職活動では、自分の過去・現在・未来をしっかりと把握することが大切です。自分は今までどんなことに興味や関心があって、今現在はどんな人間なのか、どのように成長したのか、そして、過去から現在を踏まえて今後どんなことにチャレンジしていきたいのかを明確にすることです。そうすれば、おのずと自己PRや志望動機が一つの線上に浮かび上がってきます。キヤノンには、みなさんの未来を実現するための設備や人材、風土などさまざまな環境がそろっていると思います。キヤノンで達成できるやりたいこと、チャレンジしたいことを思い描いて、その想いや気持ちをどんどんぶつけていってください。みなさんが入社した暁には、失敗を恐れず積極的に行動していってほしいと思います。そして、夢や目標をともに実現していきましょう。

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