キヤノン株式会社 CSR活動 For Society:新たな価値創造、社会課題の解決安心・安全な社会への貢献

人・暮らし・街のセキュリティを支えるネットワークカメラ

年間160万人が訪れ、約1億5,000万点を超えるコレクションを誇る大英図書館。キヤノンのネットワークカメラが館内のセキュリティ強化に貢献年間160万人が訪れ、約1億5,000万点を超えるコレクションを誇る大英図書館。キヤノンのネットワークカメラが館内のセキュリティ強化に貢献

課題とアプローチ

プライバシーに配慮した開発中の監視システムプライバシーに配慮した開発中の監視システム

世界各地での相次ぐテロや多発する犯罪、甚大な被害をもたらす自然災害などを受けて、「安心・安全な社会」を求める声が高まっています。こうしたなか、デジタル技術の進展とネットワーク環境の進化により、遠隔地の様子をリアルに伝達し、記録することができるネットワークカメラがこれらの問題解決に貢献しています。近年、都市の安全やインフラを常時見守るネットワークカメラの需要は拡大し続けており、その市場規模は年率約20%で成長し、2018年には2兆円規模になると予測されています。
キヤノンは、長年カメラで培ってきた光学系、撮像センサー、映像エンジン、映像解析ソフトウエアなどの技術を活用したネットワークカメラ製品を提供。加えて、事務機システムで培ったネットワーク制御やクラウドサービスなどを生かして、防犯・監視用途から映像ビッグデータ活用までをカバーする「ネットワークビジュアルソリューション」を提案しています。
さらに、ネットワークカメラのグローバルリーダーであるアクシス社(スウェーデン)、ビデオ管理ソフト最大手のマイルストーンシステムズ社(デンマーク)をグループに迎え入れ、お客さまのさまざまな課題に対し、ソリューションを提供できる体制強化を進めています。また、設定したエリア以外の個人をシルエット化して表示する機能など、プライバシーと安全の両立に配慮した監視環境の実現をめざし、さらなる技術開発に取り組んでいきます。

Case study

高度な監視システムで大英図書館のセキュリティ向上に貢献

館内を見守るモニタールーム館内を見守るモニタールーム

大英図書館は、書籍や新聞、雑誌など膨大なコレクションを収蔵しており、これらの保護や館内の防犯、治安維持を目的に、1997年から監視カメラ250台を導入し、セキュリティシステムを強化してきました。しかし、長年にわたる運用から従来のカメラの多くは寿命を迎え、また、撮影範囲が狭く、低照度の展示スペースでは視認性が低いという課題を抱えていました。歴史的価値の高い建造物である大英図書館は、壁面へのカメラの増設といった改装工事は容易にはできません。
そこで、セキュリティ強化と歴史的建造物の維持というお客さまの課題を解決したのが、キヤノンのフルHDネットワークカメラです。このネットワークカメラは、視野角が広く、解像度も高いため、高い天井からでも鮮明な映像を取得できます。また、展示室の四隅など低照度の環境においても明瞭に撮影することが可能です。加えて、指定したエリアで物体の動きを検知すると同時に録画を開始する機能などを備えているため、犯罪抑止力の強化にもつながっています。
このように、キヤノンのネットワークカメラは、次世代に受け継ぐべき貴重な資料の保護現場で貢献しています。

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