キヤノン株式会社 CSR活動 For the Earth:地球環境の保護・保全低炭素社会実現への貢献

地球温暖化防止に向けて環境配慮製品の開発を推進

ライフサイクルCO2排出量を大幅に削減した「imageRUNNER ADVANCE C3300」シリーズライフサイクルCO2排出量を大幅に削減した「imageRUNNER ADVANCE C3300」シリーズ

課題とアプローチ

大規模な洪水や巨大台風の発生など気候変動に起因する自然災害や世界各地で頻発する異常気象など、地球温暖化への危機感が世界的に高まっています。こうしたなか、2015年にパリで行われた「気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)」では、産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑える国際的な枠組み(パリ協定)が採択され、世界各国がそれぞれ目標を掲げて地球温暖化防止に取り組む国際合意が成立しました。
キヤノンでは、原材料・部品製造から生産、輸送、使用、リサイクルまでの製品ライフサイクル全体を通じた環境負荷の把握・削減を基本方針として、「ライフサイクルCO2製品1台当たりの改善指数」をはじめとした中期環境目標を掲げて、その達成をめざしています。なかでも、キヤノンの製品特性上、製品使用段階での電力消費に起因するCO2排出量の割合が大きく、お客さまの省エネルギーに対するニーズも高いことから、製品使用時のCO2排出量が少ない環境配慮製品の開発に注力しています。
また、同様にCO2排出量の割合が大きい原材料・部品製造段階においても、小型化による原材料削減を進め、資源の採取や加工にともなうエネルギー消費の抑制に努めています。

世界平均地上気温(1986年~2005年平均)の変化をもとにした予測

世界平均地上気温(1986年~2005年平均)の変化をもとにした予測

Case study

複合機のライフサイクルCO2排出量を20%以上削減

「imageRUNNER ADVANCE C3330F」のライフサイクルCO2排出量削減効果

「imageRUNNER ADVANCE C3330F」のライフサイクルCO2排出量削減効果

複合機などのオフィス製品は、キヤノンの製品のなかでもお客さまの省エネルギーに対するニーズの高い製品の一つです。そのためキヤノンでは、開発・設計段階からCO2排出量を試算し、目標に達するまで改善を進めるなど、複合機の環境負荷削減に努めています。
2015年5月に発売したA3カラー複合機「imageRUNNER ADVANCEC3300」シリーズは、オンデマンド定着技術をはじめとした省エネ技術の採用により、TEC値※1を業界トップクラスの1.2kWh※2に低減しました。また、定期メンテナンス部品を長寿命化するとともに、枠体の剛性を保ちながら薄肉化を実現。さらに、ビスなどの部品点数を削減することで、原材料・部品製造にともなうCO2排出量も低減しました。こうした取り組みにより、前機種と比較して製品ライフサイクルで排出されるCO2排出量を約23%削減しました。
キヤノンは、今後も低炭素社会の実現に向けて、高機能化と環境配慮を同時に実現する製品の開発を推進していきます。

  • ※1TEC値:概念的1週間にプリンターを使用した場合の消費電力量を想定した環境基準値
  • ※2連続複写速度(A4ヨコ)カラー・モノクロとも30枚/分の機種の場合。20枚/分の機種ではTEC値は0.8kWhになります。
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