キヤノン株式会社 CSR活動 For the Earth:地球環境の保護・保全自然共生型社会実現への貢献

生態系に配慮した生物多様性保全の活動を展開

本社敷地内「下丸子の森」での鳥類調査本社敷地内「下丸子の森」での鳥類調査

課題とアプローチ

人々や社会の営みは、水や大気、土壌、動植物などの自然資本によって支えられています。種の絶滅速度が加速するなか、これら自然の恵みを将来にわたって活用し続けていくためには、生物多様性をグローバルに保全し続けていくことが重要です。2010年に開催された「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」では、「愛知目標」として2050年までの長期目標や、2020年までの行動目標が掲げられ、企業に対しても自主的な取り組みが求められています。
キヤノンでも事業活動にともない環境負荷が発生することから、生物多様性保全への配慮が必要であると認識しています。そのため、生物多様性の保全が持続可能な社会の実現にとって重要な基盤であるという考えのもと、「生物多様性方針」を策定し、「基本方針」と「行動指針」を掲げています。この方針にのっとり、「生物多様性保全への自社技術、製品の活用」「事業所を中心とした生物多様性への配慮」「生物多様性を育む社会づくりへの貢献」などの活動に取り組んでいます。

種の絶滅速度(1年間に絶滅する種の数)

種の絶滅速度(1年間に絶滅する種の数)

Case study

下丸子の森で野鳥保護のための「バードブランチプロジェクト」を開始

本社敷地内に設置された巣箱本社敷地内に設置された巣箱

キヤノンの本社敷地内にある広大な緑地「下丸子の森」では、都心にありながら豊かな環境下で、シジュウカラやメジロ、カルガモなどの鳥類やチョウ、トンボなどのさまざまな昆虫類が生息しています。
キヤノンは2015年、こうした環境を生かして、ステークホルダーの皆さまとともに「生命の循環」について考えることを目的に、「バードブランチプロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、生態系ピラミッドの上位に位置し、「生命の循環」のシンボルでもある「鳥」をテーマとした生態系保全活動です。現在、巣箱や監視カメラの設置などの環境設備のほか、「日本野鳥の会」の指導のもと鳥類の観測や調査、生態観察イベントの実施など、さまざまな取り組みを行っています。
今後は、本社での活動をモデルケースに、海外も含めたグループ全体に活動を広げ、生態系保全に取り組んでいく計画です。

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