グローバル優良企業グループ構想フェーズIV
真のエクセレントカンパニーをめざし
さらに「変革」をスピードアップしていきます。
2011年、キヤノンはグローバル優良企業グループ構想フェーズIVをスタートさせました。
フェーズI、II、IIIと財務体質を強化しながら、確実に成長を遂げる成果を上げてきたグローバル優良企業グループ構想は、健全なる拡大を目標に「変革」を追求し共生の理念のもと、世界中で親しまれ尊敬される企業へと努力を続けます。
1.全主力事業の圧倒的世界No.1の実現と関連・周辺事業の拡大
「健全なる拡大」の実現には、現在の主力事業すべてがさらに強固となることが大前提です。キヤノンは、イノベーションによる魅力的な製品で業界をリードし、ソリューション、サービスで収益を拡大することで、圧倒的世界No.1を実現します。一方、ネットワークカメラやリテイルフォトなど、関連・周辺分野へ事業拡大を図ります。
デジタル一眼レフカメラ、インクジェット複合機
2.グローバル多角化による新たな事業の獲得と世界三極体制の確立
新しい事業ドメインとして「メディカル」「産業機器」の徹底強化を図ります。
また、これまでキヤノンはイノベーションセンターを主に日本に置き、事業展開・多角化を進めてきましたが、今後は日米欧の世界三極でイノベーションセンターが機能するよう、M&Aなども活用しながらグローバル研究開発体制を整えていきます。
オセ社(オランダ)
3.世界をリードする世界最適生産体制の確立
4.世界販売力の徹底強化
今後の世界の成長センターは、成熟した先進国からアジア、南米、アフリカといった新興国・資源国へ拡大していきます。この時代の流れをキヤノンは的確にとらえ、販売体制を整えていきます。
欧米では、ソリューション販売やオセとの販売連携を強化。アジアでは、中国に注力する一方で、ASEAN諸国における拡販を図ります。
キヤノンイメージスクエア(インド)
5.環境先進企業としての基盤の確立
キヤノンは、環境への社会的責任のみならず、より能動的に企業の成長と環境保護の両立を果たす環境先進企業をめざします。省エネルギー・省資源の技術を駆使し、すべての製品で設計、生産からリサイクルまでのライフサイクル全体を通して抜きん出た環境性能を実現することはもちろん、企業活動すべてで環境負荷を低減します。
imageRUNNER ADVANCE
6.真のエクセレントカンパニーに相応しい企業文化の継承と人材の育成
キヤノンの歴史は、「進取の気性」によって変革を続けてきた歴史です。その精神的支柱は創立まもなくから受け継がれてきた「三自の精神」。
常に変革に挑戦する風土を今後も確固たるものとする仕組みづくりを行う一方、国際的な研修プログラムなども活用し、世界を相手にできるグローバル人材を育成していきます。
リーダーシップ研修
グローバル優良企業グループ構想
フェーズⅠ 1996-2000
「全体最適」と「利益優先」への意識改革を図り、キャッシュフロー経営を徹底。事業の選択と集中、生産革新や開発革新など、数々の経営革新を行いました。
フェーズⅡ 2001-2005
「全主力事業世界No.1」を掲げて、時代の潮流となった製品のデジタル化を一気に推進し、競争力強化に努めながら、全世界のグループ会社の体質改善を進めました。
フェーズⅢ 2006-2010
現行事業の強化、新規事業拡大など、新たな成長への戦略を進める一方で、変化に即応するリアルタイムマネジメントの実現に向け、SCMの徹底やIT革新を実行しました。
キヤノンの企業DNA
キヤノンが70 余年の歴史を刻み、発展できた背景には、脈々と受け継がれるキヤノンの企業DNA「人間尊重」「技術優先」「進取の気性」があります。
ベンチャー企業として始まった進取の気性と、技術による差別化をめざす姿勢は、深く浸透し、常にキヤノンは社会に新しい提案をしてきました。
それを支えてきたのが実力主義や健康第一主義などの人間尊重の姿勢です。今後、100年、200年と発展し続けるために、キヤノンはこの企業DNAを次の世代にしっかりと継承していきます。

三自の精神
キヤノンの行動指針の原点。それが、創業期から受け継がれる「自発・自治・自覚」の「三自の精神」です。企業DNAを伝承しながら、真のグローバルエクセレントカンパニーをめざすキヤノンにとって、いまも最も重要な指針となっています。
| 何事にも自ら進んで積極的に行う。 | |
| 自分自身を管理する。 | |
| 自分が置かれている立場・役割・状況をよく認識する。 |


