ごあいさつ
世界のスピードに先んじて自らを変革する、新たなる挑戦をすすめてまいります。

2011年、キヤノンは、新しい中長期経営計画「グローバル優良企業グループ構想フェーズⅣ」をスタートさせました。加速しつづける時代の変化と激しくなるグローバルな競争環境のなかで、キヤノンにとっては、「変革」を図り、「健全なる拡大」を実現するための、新たな挑戦を始める年となります。
キヤノンは、共生の企業理念のもと、世界中で親しまれ、尊敬される「真のグローバルエクセレントカンパニー」をめざし、1996 年にグローバル優良企業グループ構想をスタートさせました。100 年、200 年と永々と発展しつづける企業となるために、フェーズⅢまでの15年間で数々の改革と経営革新を断行し、結果として健全な財務体質が構築され、おかげさまで時価総額では世界のトップ100 社入りを果たすことができました。
「変革」は、問題点を解決するために行う「改革」とは異なり、自ら今ある姿を変え、変身を遂げ前進することを意味しています。激動の時代のなか、従来の「改革」を推進しつつ、次世代に向けた「変革」を今こそキヤノンは行う時期ととらえ、フェーズⅣで掲げた6つの主要戦略のもと、企業活動を展開してまいります。
キヤノンはグループの総力を挙げ、スピードと変革により、5 年後には、世界が驚くような変貌を遂げ、全く新しいキヤノンとなるよう挑戦をつづけてまいります。
今後とも、みなさまのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
キヤノンは、グローバル優良企業グループ構想フェーズⅣにおいて、2015 年に経営指標のすべてで世界トップ100社となるという目標を掲げました。
その初年となる2011年は、「成長元年」とした2010年の勢いを駆り、本格攻勢をかける年として、さまざまな取り組みを行ってまいります。
まず、フェーズⅣの戦略のひとつである主力事業の圧倒的No.1にむけ、映像入出力における事業や技術の強みを相互に引き出す「クロスメディアイメージング」戦略を推進し、事業領域を広げるとともに、イノベーティブな製品を核とした高度なソリューション・サービスを展開してまいります。
また、最も合理的な場所で製品を生産する世界最適生産を追求するなかで、内製化・自動化を推しすすめるとともに、開発から販売まで情報を共有化して、あらゆる無駄をなくす「IT革新」を深耕し、需要変動への柔軟性をさらに強化します。販売面においては、アジアをはじめとする新興国市場の開拓に一層注力するかたわら、グループの一員となったオセとの連携強化を図ります。
そして、「真のエクセレントカンパニー」をめざす企業として、環境配慮、品質、コンプライアンス、社会貢献、グローバルに通用する人材育成などの活動を徹底し、CSR(企業の社会的責任)を全うしてまいります。
今後とも、キヤノンに対するご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
