
2000年に入り続々と登場するEOS Digitalの新製品。2000年に大型CMOSセンサー搭載の本格的AF一眼レフデジタルカメラ「EOS D30」を、2001年にはスポーツ・報道分野向けプロ機「EOS-1D」、フルサイズ1110万画素センサー搭載の「EOS-1Ds」を発売し、写真を撮る道具としての完成度を追求。2002年には高機能とコストパフォーマンスの両立を実現した「EOS D60」を、2003年に「EOS 10D」を次々に投入し、業界のリーダーとして市場を牽引。さらに、2003年9月「EOS Kiss Digital」によって、プロからハイアマチュアまで浸透してきたデジタル一眼レフカメラ市場を、一般ユーザーにまで一挙に拡大させる。その背景には、一眼レフ交換用「EFレンズ」群や「CMOS」「DIGIC」など、キヤノンの独自開発の技術が進化を後押ししている。
コンパクトカメラも2000年に入ると、撮影する楽しみ、持つ喜び、使う心地よさをデジタルで追求するコンパクトデジタルカメラが主流となった。2001年にダイレクトプリントが可能な「PowerShot S40/S30」を、2002年にはDIGICが搭載された「PowerShot G3」を発売。2003年には世界中で大ヒットした「PowerShot A70」と携帯性、ファッション性を重視したコンパクトデジタルカメラ「IXY DIGITAL L」を発売し、豊富なラインアップを整えた。
パソコンの高性能化やブロードバンドの普及により、デジタルビデオカメラで撮影した映像を個人で編集したり、動画を送受信したりする環境が整いつつある。そのような中、入門機として2002年に「FV30 KIT」と「FV200 KIT」を相次いで発売した。翌2003年には中級用に「FV M1」と初・中級者用に超小型・軽量の「IXY DV M2」を発売。そして2004年、レンズ交換が可能なプロ用「XL2」など、そのラインナップも多岐にわたっている。